近鉄百貨店は、クラウド型人事システム「SAP SuccessFactors」の導入を決めた。8月から導入プロジェクトが始まっている。オデッセイが開発した導入テンプレート「Ulysses」を活用する。SAPジャパンが9月24日に発表した。
近鉄百貨店では、百貨店事業の収益力を強化しつつ、フランチャイズ事業、地域商社事業などの新たな事業モデルの構築に積極的に取り組んでいる。SuccessFactorsを活用することで、タレントマネジメントをはじめとする人事基盤を構築する。人事管理や給与計算に関する業務コストの削減、データ活用による人材育成などを見込む。
導入テンプレートのUlyssesは、オデッセイによる導入プロジェクトの中で培ったナレッジとユーザーニーズを集め、独自に開発したものになる。