クボタは、グループ全体でデジタル変革プロジェクトに取り組んでいる。全国に展開する販売拠点の業務効率化や担い手農家(法人農家)へのサポート対応力を強化しており、その一環としてSalesforceのクラウドサービスを採用した。セールスフォース・ドットコムが9月24日に発表した。
クボタでは、農業機械の提供に加え、農業の生産から販売まで、農業をより総合的に支援するための新しい顧客支援体制を推進している。特に大規模な法人農家に対しては、事業効率化や収益性向上などの新しいビジネスモデルに応える仕組み作りを進めている。
Salesforceのクラウドを中心とした最新のデジタル技術を利用することで、日本全国に広がる販売営業所が保有する顧客情報やこれまでの成功体験などのノウハウをスピーディーに提供し、営業による課題解決の提案や現場における迅速なサービスの対応を可能していくという。