本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。
今日のポイント
- 日経平均2万2000円で小休止?
- トランプ大統領の焦りが、対中国協議での融和姿勢につながる?
- トランプ大統領の発言に振り回されてきた株式市場
- 目先、日経平均は2万2000円の値固めへ、日本株は「買い場」の見方変わらず
これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。
日経平均2万2000円で小休止?
先週の日経平均株価は、1週間で201円下がり、2万1878円となった。戻り売りの出やすい2万2000~3000円のゾーンを前にして、いったん小反落となった。日経平均で2万2000~3000円の価格帯は、2018年の膠着(こうちゃく)相場で長く滞留したところである。戻り売りの出やすいゾーンなので、米中協議進展で大きな強材料が出ない限り、一気に上抜けるのは難しいと思う。したがって、目先、日経平均は2万2000円の値固めとなると考えている。
日経平均株価の動き:2017年12月末~2019年9月27日 週足

出所:楽天証券経済研究所が作成