サブスクリプション型モデル“スマートチャージ”も
エプソンは通常のビジネスインクジェットプリンターのほか、サブスクリプション型のサービスプランとして2014年から「スマートチャージ」も展開している。機器の“購入”は不要で、規定枚数までの使用料やインク代、故障時の保守サービスなどを含む月額課金のサービスモデルとしての提供となる。
機器は分速100枚の印刷が可能で、30人以上で使う場合を想定しているという高速A3複合機の「LX-10000F」のほか、A4複合機、プリンター、モノクロ専用機、A3プリンターなど幅広いラインアップを用意している。

LX-10000F(出典:エプソン)
契約プランも、規定枚数まで印刷できる「オール・イン・ワン」プラン、本体を購入し、インクや保守も必要に応じて購入する「インク・スタンダード」プラン、本体を購入し、印刷枚数分だけ課金する「カウンター・チャージ」などから選択できる。
LX-10000F(ファックスモデル)でモノクロ1万3000枚、カラー7000枚まで印刷できるオール・イン・ワンプランを選んだ場合、5年間の税別月額料金は7万2000円~。
導入時の同梱インクは1年分--大量印刷向き“エコタンク”
やや小規模だが印刷量が多いオフィスや店舗、SOHOやホームユーザーには、2016年から展開する大容量インク「エコタンク」搭載モデルを勧めているという。大容量インクタンク搭載で、インク交換の手間を削減。ランニングコストが低く、A4カラー複合機の「EW-M670FTW」では、1回のインク交換でA4カラーが約6000枚印刷可能。“刷れば刷るほど”コストパフォーマンスが良くなると説明する。税別予想市場価格が5万円台中盤でA4カラー複合機の「EW-M670FTW」のほか、A4モノクロプリンター、複合機、A3複合機など、こちらも複数ラインアップを用意している。

EW-M670FTW(出典:エプソン)