Oracleは米国時間10月2日、顧客ロイヤルティプラットフォームを手がけるCrowdTwistを買収すると発表した。買収条件は明らかにされていない。
CrowdTwistのチームは「Oracle Customer Experience(CX)Cloud」部門に加わる。Oracleは、CrowdTwistの顧客ロイヤルティ技術を「Oracle Responsys」「Oracle Eloqua」「Oracle CX Unity」プラットフォームと統合する計画だ。Oracleの顧客体験(CX)ポートフォリオを特定の顧客ニーズに合わせやすくする狙いがある。
OracleのエグゼクティブバイスプレジデントRob Tarkoff氏は、「Oracleは、顧客データプラットフォーム分野に対して独自のアプローチを採っており、顧客とのあらゆるタッチポイントでインテリジェンスを適用できる」と述べた。「CrowdTwistの業界有数のロイヤルティプラットフォームは、Oracleの顧客体験機能を大いに高め、当社の顧客が、顧客とより意味のある関係を築くのに役立つだろう」(Tarkoff氏)
Oracleは9月、CXポートフォリオをアップデートし、新しい業界ソリューションの機能などを提供すると発表している。アップデートには、新たなデジタルアシスタントやデータが強化されたB2Bセールス機能、AIを利用した新しい業界別ソリューションなどが含まれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。