ソニー銀行は、ウイングアーク1stの「SVF Cloud for Salesforce」(SVF Cloud)を導入し、帳票関連業務のスピードアップや帳票設計業務のコストダウンを実現した。ウイングアーク1stが10月2日に発表した。
同行は2015年、SalesforceのカスタマーサービスプラットフォームであるService Cloudを導入。さらにシステム統廃合、ツール削減、業務時間短縮などを目的にService Cloudと連携可能な帳票ツールの導入検討を開始した。その結果、採用実績、サポート体制、帳票の新規作成・修正の容易さなどの機能を総合評価し、今回の導入に至った。
同行では、住宅ローンの審査結果など約20種類の帳票類を出力しており、その出力枚数は1カ月あたり200~300枚に達している。Service Cloudには勘定系システムからデータをほぼリアルタイムに取り込み、最新情報が格納されているため、今回の導入でService Cloudの画面上からボタン一つでSVF Cloudを操作、目的の帳票を出力できるようになった。
また、SVF Cloudの帳票設計ツールExcel Designerにより、使い慣れたインターフェースを使って帳票の新規作成や修正ができるため、帳票の開発に要する期間やコストを大幅に削減できた。