日鉄ソリューションズ(NSSOL)は10月3日、日本マイクロソフトが提供するクラウド基盤「Microsoft Azure」への既存システムの移行を効率化するアセスメントサービスを提供開始した。アセスメントにより既存システムの状況を把握し、移行シミュレーションを行うことで、TCO(システムの総所有コスト)やセキュリティ、運用負荷などに対するパブリッククラウド移行による効果を可視化する。

Microsoft Azureの導入プロセス(出典:NSSOL)
同サービスは、対象範囲のシステム・サーバーごとの稼働状況や保守状況、OSバージョンなどを整理して可視化。またクラウド移行の推進要素と阻害要素に点数を付け、ランキング形式で提供することで移行スケジュールを策定する。加えて、システムごとのMicrosoft Azure年間利用料を試算。実測値をもとに算出するため、より実運用に近い試算結果を確認できるという。