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10枚の画像で判断--ネットワン、色彩心理学応用のタレントマネジメント販売

TechRepublic Japan Staff

2019-10-25 07:15

 ネットワンパートナーズ(千代田区)は10月23日、SaaS型タレントマネジメントシステム「カラタレ」の販売を開始した。税別の月額利用料は期間3カ月で100人まで分析でき、15万円となっている。

 米dotinが開発した、色彩心理学を活用した人工知能(AI)技術を応用して画像を選ぶだけで従業員の特性を分析できるという。応用するAI技術は潜在意識分析にフォーカスしており、言語化が難しい潜在的なパーソナルな情報を分析結果として表示する。

 具体的には60枚の画像から直感的に好みの10枚を選ぶだけ。質問に対して回答を選択するという従来型の適性検査は、設問数が多くて時間がかかる傾向がある。結果をよく見せようとするためにバイアスがかかることで精度が下がることも課題と指摘されている。

 カラタレの信頼度は、dotinの最高技術責任者(CTO)であるRoman Samarev氏が3年間の研究と1万人以上の正確性テストを重ねており、従来型の適性検査と比較して、約83%の信頼度が証明されているという。

 同システムでは(1)性格特性(2)知能特性(3)職業特性を分析できると説明。(1)性格特性では、色彩心理学を応用したdotin独自の150ある特性のうち、「コンテンポラリー」「愉快」「頭がいい」「真面目な」「意志が強い」など上位の5つを表示する。

 (2)知能特性では、教育やビジネスの現場で活用されているという「多重知能理論」による8つの特性をレーダーチャートで可視化する。この8つの特性は、内省的知能、博物学的知能、対人的知能、視覚・空間的知能、言語・語学的知能、論理・数学的知能、身体・運動感覚知能、音楽・リズム的知能。

 (3)職業適性は、職業選択でのグローバルスタンダードな「ホランド理論」による適性をレーダーチャートで可視化する。適性は、企業的、慣習的、現実的、研究的、社会的、芸術的の6つ。

 カラタレでは、営業職や技術職、マーケティング職、事務職などの部署や職種といったグループに適する、理想的な共通特性を抽出できると説明。分析したいグループで高評価の従業員を複数選んで、その特性を相関分析することで、性格特性や知能特性、職業適性の共通なところを提示する。ユーザー企業ごとのカルチャーに即した形で活躍できる可能性の高い特性を把握できるとしている。

 加えて、部署や職種の理想特性に近い従業員をスコア化して適合順に表示可能。配属判断に定量的な裏付けを加えられると説明。全従業員を対象にした適合度を測定できることで部署長が把握していない従業員についても活躍の場を広げられると説明している。

 トライアル用に無料で利用できる。期間は1カ月、10人まで分析できる。今回のシステムは、2017年4月に設けた「新規事業推進室」の初めての本格事業という。

カラタレでの結果表示(出典:ネットワンパートナーズ)
カラタレでの結果表示(出典:ネットワンパートナーズ)

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