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富士通、Android搭載の業務用携帯端末を発売--通話やSNS連絡も可能

大場みのり (編集部)

2019-11-01 11:49

 富士通は、富士通フロンテックが開発した流通や医療、電力などの業界における現場業務を効率化するAndroid搭載ハンディーターミナル「FUJITSU Handheld Terminal Patio600(Patio600)」を10月31日に発売した。また、Patio600の利用と資産管理をセットにする標準サービスと、技術支援を行うオプションサービスを月額サービス「FUJITSU Retail Solution TeamManage(TeamManage)」として提供する。

 Patio600は、ハンディーターミナルにスマートフォンの機能を取り込むことで、発注・検品・照会などの従来業務に加え、通話やSNSなども利用できる。さらに、市販または事業者が保有する業務アプリケーションをインストールして、1台の端末で日次報告や業務指示など、複数の営業支援業務に対応する。富士通は、Patio600と周辺機器の利用を含むTeamManageを月額サービスとして提供。これにより、事業者の初期導入費用の低減や、運用費用の平準化、導入期間の短縮に貢献し、業務効率化につながるとしている。

Patio600(出典:富士通)
Patio600(出典:富士通)

 ハンディーターミナルは、丈夫でバッテリー交換も容易なことから、流通や医療、電気など、さまざまな業界において、在庫管理や棚卸、入出荷、集荷、検針などの業務で幅広く利用されている。だが近年、スマートフォンの普及により在庫確認や業務連絡などで、音声通話やSNSの活用が広がる中、従来のハンディーターミナルには音声通話やSNSなどがなく、作業現場からの連絡用として携帯電話を別に所持する必要があった。そのため、1台で複数用途に適したAndroid搭載端末へのニーズが高まっていたという。また、これまで端末とその周辺機器は一括買い取りが主流であったため、初期導入時の端末費用負担が課題となっていたとしている。

  • Patio600
    本体には大画面5.5型IPS液晶を搭載し、一画面でより多くの情報を表示でき、操作性も大幅に向上するという。また機器のタイプによって、従来のバーコード/QRコードリーダーや、自動販売機通信機能なども選択可能。さらに、Patio600と富士通フロンテックが提供するRFIDリーダー/ライター、RFIDプラットフォームの連携により、入出荷、検品、棚卸などの作業時間を軽減することができる
  • TeamManage
    標準サービスである資産管理サービスの他、技術支援などの各種サービスをオプション提供し、顧客企業の初期導入費用の低減や業務の効率化を支援する。資産管理サービスは、Patio600と周辺機器の利用や、アプリ配信、版数管理、リモートワイプ(遠隔操作によるデータ消去)機能などの端末管理、拠点単位の稼働資産を一元で管理。技術支援サービスは、アプリケーション開発における品質保証や移行支援の他、稼働後のトラブルにも対応する

 税別価格は、FUJITSU Handheld Terminal Patio600がオープン価格、FUJITSU Retail Solution TeamManageが月額2500円から。富士通は、2022年度末までに50億円の売り上げを見込んでいる。

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