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ロボタクシーやMaaS展開進めるインテル傘下Mobileye - (page 2)

Stephanie Condon (ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2019-11-18 07:30

 同氏によれば、現在の自動運転システムがコストが高く複雑であることや、法的規制や、自動運転車の成功に必要な地図データの収集を考えれば、ロボタクシーは次の一歩として理にかなっているという。

地図作成のスケジュール

 Mobileyeはまた、クラウドソーシングを利用した極めて正確な地図の作成を足がかりとして、一般消費者向けの自動運転車市場に参入する計画も示した。同社は現在、BMW、Volkswagen、日産自動車などをはじめとする大手OEM企業から取得したデータを利用して、世界中の地図を自動的に作成している。同社は、欧州連合(EU)の完全な地図を2020年第1四半期までに、また米国の大部分の地図を2020年末までに作成できると予想している。最近になってインドと中国でADASの契約が結ばれたため、地図作成の作業はこれらの地域にも拡大される予定だという。

 地図の作成は以前からMobileyeの中心事業の1つだったが、MaaSの提供は、同社がIntelに買収された2017年以降に始まった事業だ。自動運転システムを(ハードウェアとソフトウェアを含めた)製品として販売する事業も同じで、Intelの技術が活用されている。

 Shashua氏は、買収以降、「Mobileyeは事業の範囲を大きく広げた」と述べている。

 Intelは、現在のPC中心の事業を「データ中心」に転換しつつあり、Mobileyeはこの動きを後押しする形になっている。

 Intelの最高財務責任者(CFO)George Davis氏は同日、Mobileyeの本社で開催された投資家向け説明会で、「Intelは拡大を続けるデータを中心とした有効市場に参入しようとしている」と述べ、「MobileyeはIntelの未来の重要な一部分を担う、大きな賭けの1つであり、現時点ですでに、ADASの売り上げでわが社の期待を上回っている。これは自動運転車の未来に対する投資だ」と続けた。

 2019年第3四半期のMobileyeの売上高は2億2900万ドルであり、同期のIntelの売上高に比べれば、その割合は小さい。ただし、年間成長率は20%に達しており、Intelのほかのどの事業部門よりも高かったという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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