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日本株展望

買いはいつまで?--日本株の上昇・下落を支配する「外国人」の売買を徹底研究

ZDNet Japan Staff

2019-11-13 10:10

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 外国人が買えば上がり、売れば下がる日本株
  2. 10月以降、外国人の買いによって日経平均が上昇
  3. 外国人の買いはいつまで続くか?

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

外国人が買えば上がり、売れば下がる日本株

 外国人投資家は買うときは上値を追って買い、売るときは下値を叩いて売る傾向があるので、短期的な日経平均株価の動きはほとんど外国人によって決まる。

 「外国人が買い越しの月は日経平均が上昇」し、「外国人が売り越しの月は日経平均が下落」する傾向が過去30年近く続いている。以下に過去3年の日経平均の動きと外国人の売買動向を示している。

 ご覧いただくと分かる通り、日経平均が高値を取るのは外国人が買っているときだ。反対に日経平均が安値を付けるのは外国人が売るときである。

<日経平均と外国人の売買動向(買越または売越額、株式現物と日経平均先物の合計):2016年10月3日~2019年11月12日(外国人売買動向は11月1日まで)>

出所:東証データより楽天証券経済研究所が作成
注:上のグラフの外国人売買で、棒グラフが上(プラス方向)に伸びているのは買越、下(マイナス方向)に伸びているのは売越を示す
出所:東証データより楽天証券経済研究所が作成
注:上のグラフの外国人売買で、棒グラフが上(プラス方向)に伸びているのは買越、下(マイナス方向)に伸びているのは売越を示す

 外国人が買っているとき、当然だが国内投資家は売っていることになる。外国人が売っているときは国内投資家は買っている。従って、「国内投資家が日本株を買っているときは日経平均は下がり、国内投資家が日本株を売っているときは日経平均が上がる」傾向が顕著である。

 このように外国人が日本株を動かすようになったのは1990年代からだ。1980年代までは日本人が日本株の動きを決めていた。日本株の動きを外国人が決めるようになってから既に30年近く経過している。

 筆者は過去25年間、日本株のファンドマネージャーをやってきたが、外国人売買動向を重視しながら売買していた。外国人が買うときに一緒に買い、外国人が売るときに一緒に売っていれば大きな間違いをしないで済んだ。

 ファンドマネージャー時代、その戦略を「コバンザメ戦略」と呼んでいた。ちょっと情けない話だが、1990年代以降はそれが最も効率的にマーケットの流れを取る手段だった。

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