東芝デジタルソリューションズ(TDSL)とWorkdayは、TDSLの人材管理ソリューション「Generalist」の給与管理プラットフォームとWorkdayのクラウド型人材管理プラットフォーム「Workday ヒューマンキャピタルマネジメント(Workday HCM)」との間で給与管理機能に関する連携を行う。
「Generalist」は人事処遇、教育、人材育成、働き方改革支援などを統合したソリューションで、2019年9月時点では8470社が利用している。「Workday HCM」は人材計画、採用、タレント育成をクラウドの単一プラットフォーム上で実現するもので、社員情報や勤怠管理、報酬管理、福利厚生、目標管理、パフォーマンス管理などの機能が1つのシステムに統合され、全てのデータを一元的に管理できる。
今後は、TDSLがWorkdayの環境との接続に必要な「Generalist」との連携モジュールを作成した上で、相互運用に必要な認定をWorkdayが行う予定。その後は、国内企業向け給与管理ソリューションの提供に関してのさらなる協業関係について検討を進めていく。
TDSLとWorkdayの連携が実現した場合、単なるファイル送信ではないシステム間の給与管理機能の連携が容易に実装可能となり、双方向のデータフローを持ちながら、両システムのデータを包括的に利用可能となる。また、給与管理機能の連携に関わるアップグレードと保守はTDSLによって行われ、常に最新の状態でシステムを利用できる。