HP:HP ENVY x360 15
沼田氏
日本HP(HP)でパーソナルシステムズ事業本部 コンシューマー事業本部 本部長を務める沼田綾子氏のイチオシは、「ENVY x360 15」。
「ユーザーの満足度が何気に高いのがコンバーチブル。『買うときは期待していなかったが、実際に使ってみるといい』という声が一番大きい。13インチではなく、あえて15インチのコンバーチブルを推したい」。家庭内での動画閲覧や、子供のプログラミング教育向けにタッチができる端末としても好評だという。
また、インカメラのオンとオフが切り替えられる物理スイッチ「プライバシーカメラキルスイッチ」を側面に搭載。「会議などでカメラの活用シーンが増えているが、(活用していないときでも)『覗かれているのでは』という懸念の声がある。使うときだけオンにすることでハッキングを防ぎ、セキュリティ面での安心をもたらす機能」(沼田氏)。「昔は無骨だった」と表現するデザインにもこだわり、薄さ、軽さを実現。さまざまな場所で活用できるモデルと説明する。
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HP ENVY x360 15(スタンダード/パフォーマンス/パフォーマンスプラスモデル)
OS:Windows 10 Home(64ビット)
CPU:Core i5-10210U/Core i7-10510U
メモリー:8GB/16GB
ストレージ(SSD):256GB/512GB/1TB
ディスプレイ:15.6型ワイド
表示方式:フルHD(1920×1080)、光沢
駆動時間:約13時間
質量:約1980g
Office:なし/Microsoft Office Personal 2019/Microsoft Office Home & Business 2019
外形寸法(幅)×(奥行)×(高さ):359×245×17~18mm
カラー:ナチュラルシルバー/Wood Edition
税別販売価格(HP Directplus):10万9800円~
Dell:Inspiron 13 7000
田尻氏
デル コンシューマー&ビジネスマーケティング統括本部で本部長を務める田尻祥一氏は「Inspiron 13 7000 」を紹介。コンシューマー向けブランドとして生活やニーズへの着目に徹底したという。PCで動画を楽しむために映像や音声にこだわった「DELL CINEMA」、スマホとBluetooth接続、ミラーリングできる「Dell Mobile Connect」など、ハードのスペックだけでなくソフト面でも強力な1台になると説明する。
なかでも注目してほしいと語る点が、955gという質量だ。1kg以下の需要が高い日本市場の独特な特長を「米本社に理解させるのが非常に困難だった」と回想。理解させ、はじめて1kgを切るコンシューマー向けモデルとして展開するという。「中小企業にも最適なモデルと捉えている。広く浸透させていきたい」(田尻氏)
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Inspiron 13 7000(7391)
OS:Windows 10 Pro(64ビット)
CPU:Core i5-10210U/Core i7-10510U
メモリー:8GB
ストレージ(SSD):256GB/512GB
ディスプレイ:13.3型ワイド
表示方式:フルHD(1920×1080)、光沢
駆動時間:-
質量:約955g
Office:なし(選択化)
外形寸法(幅)×(奥行)×(高さ):307.6×204.7×14.9~16.5mm
カラー:シルバー
税別販売価格(デル オンラインストア):11万4980円~
2020年以降もトピックは多い
モダンPCの購入ユーザーを対象にしたアンケートでは、高速化や軽量化、Officeやタッチパネル、タッチペンや顔、指紋認証など、機能が拡充し使いやすくなった点を実感する声が多いという。
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「2019年は、確かにEOSと増税前の駆け込み需要という特殊要因が揃っている。しかし、コンシューマー市場ではゲーミングPCが活況を迎えつつあり、教育現場では2020年のプログラミング言語の必修化を控えている。法人市場では働き方改革というトピックがあり、オンライン会議へのニーズが高まっている」(檜山氏)と、モダンPCにする必要性を強調。ビジネス向け機種の登場の含みも持たせつつ、最新鋭のPCで実現できるUXを引き続き訴求していくと語る。