ワークスモバイルジャパンは12月5日、ビジネスチャット「LINE WORKS」のメジャーアップデートを発表した。今回のアップデートは「使い方が広がる」がテーマという。
モバイル版アプリでマルチアカウントを管理できるようになるとともに、個人向けの「LINE」のグループトークに参加できるようになった。サービス画面のデザインも変更した。
モバイル版アプリのマルチアカウント管理は、働き方が多様化することで兼業や副業を持つパラレルワーカーを踏まえたもの。ボランティアや地域活動など複数の場を持つユーザーのLINE WORKSの利用を考慮した。
モバイルアプリから複数のアカウントに並行してログインが可能。最大5つのアカウントを切り替えながら利用できる。操作中のLINE WORKSアカウント以外のアカウントでメッセージや通話を受信した場合でも通知を受け取れる。
前回のアップデートから引き続きトーク連携機能を強化し、LINE WORKSからLINEのグループトークに参加できる。LINEユーザー同士ですでに作られているグループトークに参加できるため、LINEユーザーとのやり取りで別途トークルームを作成する必要がなくなった。LINEのグループに参加した後で別のLINE WORKSのメンバーを招待することもできる。
サービス全体で統一性のあるレイアウトにデザインを変更した。全サービスでのアイコンデザインと配置位置を統一。ブラウザ版ではモニターの解像度にあわせて表示幅が変わるレスポンシブル表示に対応した。ブラウザ版とモバイル版で異なっていた各サービスでの操作性も統一した。