川崎重工業グループは、間接業務を効率化するためコンカーのソフトウェアを採用し、世界標準のソフトウェアによって競争力のさらなる強化を目指す。コンカーが発表した。
同社は、国内外のグループ共通の管理プラットフォームを構築し、間接業務をペーパーレス化、標準化する。これにより作業負担を軽減し、管理の高度化を図る。そのために、経費精算・管理クラウド「Concur Expense」、請求書管理クラウドの「Concur Invoice」、出張管理クラウド「Concur Travel」を導入する。
例えば、Concur Expenseを利用すると、モバイルを使って従業員が外出先から経費精算を申請、承認できる。また、交通系ICカードの乗車履歴の読み取りや法人カードの使用データの自動連携など、経費精算業務の効率化により、従業員の生産性向上が可能となる。
さらにConcur Expense、Concur Invoiceで電子帳簿保存法に則した領収書や請求書の電子化を図り、ペーパーレス化を推進する。作業効率の向上だけでなく紙の証憑の保管コストや輸送コストの削減を目指す。
2020年度を目処に、本社およびグループ会社数社に導入する計画で、国内外グループ97社を含めた従業員3万5000人規模での展開を予定している。

Concur導入の効果