「Python」に魅力を感じる開発者は記録的な速さで増えているようだが、このプログラミング言語の最新バージョンを使っていない開発者の前には、潜在的なセキュリティ問題が立ちはだかっている。
数十年の歴史を持つこの言語は、2008年に公開された「Python 3」によって近代化を果たしたものの、旧バージョンのPythonとの互換性は失われてしまった。
Python 2のサポート終了が数カ月後に迫った今も、Python 3への切り替えが済んでいない開発者がおり、Python 3に移行できていないプロジェクトもある。
移行のプレッシャーは増大している。Python 2のインタプリターと、バンドルされたライブラリーのバグ修正の提供が、2020年1月1日で終了するからだ。
移行の必要性は、多くの開発者に影響を与える可能性がある。周知のとおり、Pythonの勢いはとどまるところを知らず、その主な要因としては機械学習での利用が挙げられる。近いうちに世界で最もよく使われるプログラミング言語になると予想されるほどだ。
(本記事は、TechRepublic Japanで2019年9月26日に掲載した記事からの転載です。続きはTechRepublic Japanでお読みいただけます)