【ラウンドアップ】
働き方改革、生産性向上などのキーワードが盛り上がりを見せた2019年。一方で、少しずつ注目を集めているのが“仕事への熱意”などとして解釈される「従業員エンゲージメント」だ。
テレワークやダイバーシティなどの推進で変化しつつある職場で、スマートデバイスやソーシャルメディアが当たり前の“Generation Z(Z世代)”とともに働く瞬間はすぐそこに来ているが、働き手の減少も予想されている。時間や効率の追求だけでない、そもそも“従業員エンゲージメントの高い職場”をどう実現していくかが会社の行く末に大きく左右していくことは間違いない。
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情報の最適化が必要--従業員のエンゲージメント向上で何を考えるべきか
“仕事への熱意”とも解釈されることがある「従業員のエンゲージメント」が重要視されつつある。日本企業のエンゲージメントは6%で世界最下位クラスという実態も明らかになっている。高めるには何を考えるべきなのか――。
2019-04-18 -
問われる“従業員体験”--「未来の仕事」に備えるには職場の育成が重要
さまざまな要因により職場の変化が加速している。企業の多くは依然として未来の仕事が持つ可能性を解き放つ必要な、テクノロジーと生産性との間における適切なバランスを見出せないでいる。
2019-05-30 -
“従業員エンゲージメント”改善では顧客のように接するのが得策
企業で働くことを考える上で“エンゲージメント”が問われるようになっている。企業が成長し続けていくためには、現場で働く個人の幸福度が前提とも指摘されている。しかし、従業員とのエンゲージメントは簡単に高められるものではないようだ。
2019-06-03 -
これからは“世代”の多様性も--若者を取り込む、職場の再設計を考える
ダイバーシティに関する議論は性別、人種、文化的なものに集中する傾向があるが、取り入れるべきもうひとつとして世代のダイバーシティも考慮する必要がある。
2019-07-10 -
従業員エンゲージメント向上には従業員エクスペリンス--人事との連携が必須
日本でも従業員エンゲージメントの重要性が注目されるようになっている。それではエンゲージメント向上には何が必要なのか。向上策の一つとして挙げられるのが、職場での“従業員体験(エクスペリンス)”の向上だ。
2019-08-23 -
欧米に兆し--成功を求めて来た知識労働者が都市から離れたがる深刻な理由
成功を求めて都市にやってきたが、住宅不足と高い生活費で都市を離れたいと考えるプロフェッショナルが増えている――。こうした人材を引き留めようと考えるのならば、ネットワークも含めたオフィス環境を今一度検討する必要がある。
2019-08-27 -
長すぎる通勤に度重なる自然災害--“職場のデジタル化”のメリットを考える
アジアのさまざまな都市圏では、交通状況の混乱や混雑する公共交通などで貴重な時間をロスし、生産性に悪影響が及ぶという問題が発生している。加えて、アジアでは自然災害というリスクも抱えている。
2019-09-18 -
SNSとモバイルが当たり前--“Z世代”を職場に迎えるために考えておくべきこと
1997年以降に生まれた人々を指す“Generation Z(Z世代)”にとってスマートデバイスとソーシャルメディアは当たり前。彼らは得られたエクスペリエンスに満足できないとすぐに切り替えられるものと思っている。
2019-10-07 -
コンシューマライゼーションから考える“従業員体験”と生産性の関係の近未来
「iPhone」以降の“コンシューマライゼーション”によってIT部門と企業の“従業員体験”がクリアすべき基準は大きく引き上げられた――。このことは何を意味するのか。
2019-10-18