博報堂、博報堂プロダクツ、ピーディーシーは12月26日、デジタルサイネージのマーケティング活用支援サービス「売場サイネージソリューション」の提供を開始した。GMS(総合スーパー)やスーパーマーケット、ドラッグストアなど店頭での販売促進を支援し、スタッフの負荷軽減を目指す。
近年、売場でデジタルサイネージの導入は一般化しつつある。だが、「サイネージに掲出されている映像コンテンツと売場商品が合っていない」「長期間同じコンテンツが掲出されている」「掲出コンテンツの売上効果が計測できない」など、効果的に運用できていないケースがみられるという。
こういった課題に対して売場サイネージソリューションは、ハードウェアやシステムの導入コンサルティングから戦略設計、実施・運用、検証まで対応することで、デジタルサイネージのマーケティング活用を支援する。
博報堂は、購買導線上のタッチポイントを最適化するマーケティング「Path to Purchaseマーケティング」を企画立案。博報堂プロダクツは、店頭における販売促進の知見を基に売場サイネージに取り組み、モーショングラフィックス制作の専門部隊によるコンテンツ制作や、販売結果に基づく効果測定などを行う。加えて、ピーディーシーによるハードやシステム面でのデジタルサイネージの導入・運用力を掛け合わせることで、買物客にとって価値のある情報を伝え、店頭での買物行動を促していくという。
3社は今後、GMSやスーパーマーケット、ドラッグストアへの導入に加え、コンビニエンスストアやホームセンターなどへの展開も目指している。

(出典:博報堂、博報堂プロダクツ、ピーディーシー)