編集部からのお知らせ
新着PDF集:データセンターの省電力化
「これからの企業IT」の記事はこちら
調査

APIエコシステムが開発者以外にも拡大--Postman調査

Joe McKendrick (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2019-12-27 10:35

 APIエコシステムの拡大にともない、開発者という肩書きを有していない人々がAPIを扱う場面がかつてないほど増えているという。

non-developers
提供:Michael Krigsman

 API開発向けのコラボレーションプラットフォームを手がけるPostmanが、1万人を超えるAPI開発者やユーザー、テスター、企業幹部を対象に実施した調査の結果を発表している。調査では、APIを扱っているとした回答者の過半数(53%)が「開発者」という肩書きを有していなかった。これらの人々の多くは例えば、ITのその他の分野で仕事をしていたり、企業幹部やテクニカルライターであったりするという。47%がフロントエンドの開発者やバックエンドの開発者となっており、2018年にはこの数字は59%だった。

 一般的なAPIチームとはどのようなものだろうか?規模は小さく、アジリティの高いチームとなる傾向がある。Postmanの今回の調査によると、APIチームの人数が10名以下だとした回答者は4分の3近く(73%)にのぼっている。5名以下だとした回答者は38%だった。一方、大規模なチームは珍しく、50名以上とした回答者は2%にとどまっている。

 同調査ではAPIの過半数(53%)が社内向け、すなわち回答者の属するチームや組織によってのみ利用されるものだとされており、この割合は2018年と変わっていない。また、APIのうち28%はインテグレーションパートナー間でのみ共有されており、2018年の26%からわずかに増加している。一方、ウェブ上でオープンなかたちで利用可能になっているパブリックAPIは、2018年の22%から今回19%に低下している。

 回答者のほぼ半数(48%)は、APIの問題やアップデートの発生が気になる頻度にはなっていないと答えており、問題や変更が発生するのは毎月とした回答は28%、毎週は16%、毎日は3%となっている。

 APIの開発者に期待する改善点として最も多かったのは、ドキュメント(64%)であり、その後に標準化(59%)、サンプルコード(58%)が続いている。それよりも少数だが、APIの利用者は実際のユースケース、優れたワークフロー、さらなるツール、SDKなども有用だと考えているようだ。

 APIに関して回答者が最も多くの時間を割いている作業は開発(26%)であり、デバッグと手動テスト(22%)、自動化されたテスト(11%)、設計及びAPIのプロトタイピング(11%)が続いている。

 API開発の作業は最も重要なものであると考えられているが、レポートの著者らは「大きなギャップが存在している。多くの回答者(70%以上)は、手動テストとデバッグに想定以上の時間がかかっていると感じている。これらの回答者はテストをしたり、APIがうまく動作しない理由を考えるのではなく、設計やテストの自動化に時間をかけるべきだと感じている」と述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]