Microsoft傘下のGitHubが、「Android」アプリのベータ版を新たにリリースした。開発者はスマートフォンからある程度のコーディング作業ができるようになる。
提供:GitHub
GitHubは11月に開催したカンファレンスでモバイルアプリケーション「GitHub for mobile」を発表した。まず「iPhone」と「iPad」で利用できる「iOS」向けのベータ版を提供している。今回Android版がリリースされ、開発者はAndroidアプリのベータプログラムにも登録できるようになった。
このアプリは、完全なデスクトップ開発環境を必要としないような作業で利用することを想定したものだが、コードレビューや設計の変更、変更のマージなどで利用できるほか、どこからでもほかのユーザーと共同作業ができる。
GitHubのエンジニアリング担当ディレクターRyan Nystrom氏は、次のように述べている。「こうした作業を外出先で、完全にネイティブな体験で、容易に完了できるようにしようとしている。モバイル向けのGitHubを利用すれば、どこにいても、作業を前に進めたり、チームと連絡を取り合ったりする柔軟性が得られる」
Android版アプリは、「Android 5.1」以降を搭載していればどの端末でも利用できる。GitHubによると、同アプリは複数の画面サイズや、ダークモードなどの設定をサポートする。
Android版のウェイティングリストに登録済みの開発者には、プログラムに招待するリンクを含む招待状がメールで送られる。GitHubによると、ベータプログラムの定員は限られているが、準備が整い次第拡大するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。