本体上部にはマイクを内蔵したビデオ会議用カメラ、右上にはIoTセンサーを備えており、人の動きを感知すると自動的にスリープを解除。その他にも温度や湿度、照度、二酸化炭素濃度などの計測機能を備えているため、「計測データをMicrosoft Azureに蓄積し、計測データを活用したクラウドサービスを検討している」(山本氏)
Bouvet氏は「2020年までに72%のワーカーがリモートで作業し、ワーカーの80%の時間がコラボレーションに費やす。そして映像機器が定着し、15%の会議室に映像機器が備え付けられる。(PN-CD701で)Office 365やMicrosoft Teamsを利用すれば、作業空間がモダンなコラボレーション空間に変身する」とWindows collaboration display認証取得製品をアピールした。
IoTセンサーで収集した空間データをAzureで可視化したデモンストレーションも行われた
タッチディスプレイ市場規模は右肩上がりで成長を続けてきた。Futuresourceの調査結果によれば、文教向けタッチディスプレイが主力市場だが、ビジネス向けタッチディスプレイは2020年時点で約180万台。2023年には約220万台と拡大するといわれている。山本氏はPN-CD701の顧客層として、「Windows 10 PCを導入している企業やOffice 365に代表されるサービスを利用している大企業」と国内外のイベント出展や法人企業へのマーケティングに注力する。
細かなExcelワークシートも4K画面で一覧性を高めている