JPCERT/CC、Emotet感染確認ツールを公開

ZDNET Japan Staff

2020-02-03 18:37

 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月3日、マルウェア「Emotet」の感染の有無をチェックするツール「EmoCheck」をGitHubで公開した。

 使用方法は、まずGitHubからEmotetの感染が疑われる端末に応じたツール(emocheckx86.exeもしくはemocheckx64.exe)をダウンロードし、端末へコピーする。ツールはコマンドプロンプトもしくはPowerShellから実行し、感染している場合は「Emotetのプロセスが見つかりました」、感染していない場合は「Emotetは検知されませんでした」と表示される。

 感染している場合は、ツールの実行結果に表示される「イメージパス」フォルダーをエクスプローラーで開き、表示されているexeファイルを削除する。また、タスクマネージャーを起動して、ツールの詳細タブから実行結果に表示されている「プロセスID」を選択し、タスクの終了を選択する。

 なお、2月3日公開版はコード署名が行われていないことから、ツール実行時にWindowsの注意メッセージが表示されるといい、次のリリース以降で修正する予定だとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ChatGPTに関連する詐欺が大幅に増加、パロアルトの調査結果に見るマルウェアの現状

  2. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    いま製造業がランサムウェアに狙われている!その被害の実態と実施すべき対策について知る

  5. セキュリティ

    ランサムウェア攻撃に狙われる医療機関、今すぐ実践すべきセキュリティ対策とは?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]