契約管理サービス「ホームズクラウド」を提供するHolmesが1月30日に発表した「契約業務に関する実態調査」によると、ビジネスパーソンの8割以上が契約業務に課題を感じているという。
過去1年間に契約業務に携わった経験者のうち契約業務に課題を感じてる職種の内訳は営業・販売部門が58.0%、情報システム部門が28.9%、経営企画部門が10.6%となっている。法務部門以外のさまざまな部署で契約業務が発生しており、現状の契約業務に課題を感じていることが明らかになっている。
契約業務の課題トップ3は「承認待ち時間」(44.5%)、「過去の契約が見つからない」(32.7%)、「承認フローが不明確」(31.2%)となっている。多くのビジネスパーソンが契約業務で発生する“非効率な時間”に課題を感じていると説明する。
契約業務で感じる課題(出典:Holmes)
法務部門以外の社員1人が月間の契約業務にかける時間を調べると、10時間以上が26.6%、5時間以上が62.5%。法務部門以外も契約業務に一定の時間を取られていることも判明した。
月間の契約業務にかかっている時間(出典:Holmes)