UiPathは2月12日、長崎県のRPA(ロボティックプロセスオートメーション)ツール選定において、同社のRPAソフトウェア「UiPath」が高い評価を獲得したことを発表した。
2019年10月に実施されたRPAツール性能試験は、長崎県の庁内環境上にある端末で5つのロボットを指定期間内に作成し実行するというもの。UiPathを含めた4ツールが応募し、2つのツールが評価された。この試験では、「開発の容易性」「ロボットの処理速度」「ロボットの安定性」の3項目が1000点満点で評価され、UiPathは、「ロボットの処理速度」で満点を獲得するなど、2位のツールに260点の差をつけて1位となった。
その後、2019年11~12月に、性能試験で合格したUiPathを含む2ツールを対象に技術提案審査が行われ、「使いやすさ」「運用機能」「将来性」の3項目が700点満点で評価された。その結果、iPathは全ての項目で2位のツールに約2倍の差をつけて1位となったという。