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ミレニアル世代が考える“自分らしい働き方”とは?--MINDS

渡邉利和

2020-02-18 10:47

 異業種連携によるミレニアル世代の働き方改革推進コミュニティーであるMINDS(Millenial Innovation for the Next Diverse Society)は2月17日、2019年の活動報告を行い、2020年も活動を継続していくと発表した。当初は1年の限定で発足した経緯がある。4月からは新たにキリンホールディングス、東洋エンジニアリング、日本通運の3社が参画することも明らかにされた。

コミュニティーリーダーの山本築氏(日本マイクロソフト)
コミュニティーリーダーの山本築氏(日本マイクロソフト)

 コミュニティーリーダーの山本築氏(日本マイクロソフト)は、MINDSのミッションが「全ての個人が自分らしく働く社会を実現する」――、ビジョンが「業界、会社の枠を越えたミレニアル世代から多様性のある働き方を日本社会に浸透させる」――、であることを紹介。さらに、MINDSが考える“自分らしい働き方”として「やりがいのある仕事へ」「自由な働き方の選択へ」という内容を紹介した。

 やりがいのある仕事については「もっと自由に多様な人と交流して新しい仕事をしたい」「縛られずに自由に自分しかできない仕事をしたい」という思いを、自由な働き方の選択については「もっと自由に仕事をする」「楽しく自由に働く環境」を目指す。

 なお、こうした内容はミレニアル世代で構成されたコミュニティーであるMINDSの活動性かとしてまとめられたものではあるが、そこで目指している働き方改革はミレニアル世代に限ったものではなく、日本社会全体/全世代を念頭に置いたものだという。さらに、全体提言・メッセージとして違いを楽しみ、やりがいを持って、変化を受け入れる「Diverse, Inspiring, Inclusive」を掲げ、「個人が働く時間と場所から解放されることで、わくわく学び続けるマインドセットが生まれ、多様な経験を経て夢中になるものが見つかる。組織が多様な人材により柔軟性を持ち、多様性ある働き方が日本社会に浸透する」という理念も紹介された。

 なお、MINDSでは「時間・場所に制約されない柔軟な働き方」「わくわく学び続けるマインドセット」「一生一社ではない柔軟な所属の仕方」「公平で納得する評価」「多様な“チョイス”できる働き方のモチベーション」の5つのテーマに取り組んでおり、テーマごとに作られた分科会からも個々の活動報告が行われた。このほか、2020年の新たなチャレンジとしては「MINDS DAY制定」「ビポットキャリアトライアル」「ミレニアル世代主導 企業横断研修」の3つが発表された。

 MINDSは2019年1月に発足。「理想の働き方を実践し、その学びを自社および社会に還元するための活動を行って」きた異業種連携のコミュニティーで、2019年は味の素、auカブコム証券、電通デジタル、日鉄興和不動産、日本航空、日本マイクロソフト、パナソニック コネクティッドソリューションズ社、東日本旅客鉄道、三菱地所、三菱自動車工業の10社が参画、各社から5人ずつのメンバーが集まって5つの分科会に分かれて活動した。

 実際にコミュニティメンバーとして活動したミレニアル世代のほか、各社側では“エグゼクティブスポンサー”がコミュニティーメンバーを支える体制としたこともあって、単なる“ミレニアル世代の理想”を語るだけではなく、各企業内でこうした理想に向かって実際に動くために必要となる現状とのすり合わせなどにも配慮されているところは興味深い。現時点ではとりあえず“提言”がなされたレベルにとどまるが、活動期間が延長されたことで、今後は提言の内容を現実化していくことに関しても具体的な取り組みが行われることが期待される。

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