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鈴鹿サーキットのレーサー育成をクラウドサービスで支援--SAPとアビーム

ZDNet Japan Staff

2020-02-19 06:30

 SAPジャパンとアビームコンサルティングは2月18日、鈴鹿サーキットレーシングスクールにおけるレーサーやライダーの選手育成をクラウドサービスで支援する取り組みを行ったと発表した。SAPのクラウド型人財管理サービス「SAP SuccessFactors」を利用している。

 鈴鹿サーキットレーシングスクールは、バイクレースWGP元ライダーの岡田忠之氏と元F1ドライバーで現在は米国インディカーシリーズに参戦している佐藤琢磨氏がプリンシパルを務める。世界の自動車やバイクのレースで活躍する選手の育成を手掛ける。

 同スクールでは、幅広いレベル、世代を対象にした選手を育成しているが、より多くの人材を輩出する上で、データに基づく科学的な評価や育成が求められる一方、選手の情報が紙やデータなど複数の方法で運用管理され作業が煩雑になっていたほか、分析がしにくく、評価や指導内容も経験や勘に基づく属人的な手法になっていたことが課題だったという。

 今回の取り組みでは、スクール内に点在していた選手のプロファイル情報をSAP SuccessFactorsで一元的に管理することにより、コーチが選手情報の確認や管理に要する作業負荷を軽減した。また、評価者が国内外のレース会場などでモバイル端末から選手の評価に必要な情報をいつでもどこでも確認できるようにして、利便性の向上と意思決定の迅速化を図った。

 こうした仕組みを整備することにより同スクールは、選手に求められる資質やスキル、過去のレース成績など15種類の評価項目を設定し、選手のプロファイル情報を体系的に数値化したという。選手の強みや伸び悩んでいる点、トップレベルの選手と比較して伸ばすべきスキルなどが明確になり、コーチに対しても科学的なデータに基づく示唆が提供できるようになったとする。将来的には、蓄積されたデータに基づく分析をもとにトップドライバーに共通する要素を導き出すなど、育成に活用できる新たな知見の獲得も期待できるという。

 同スクールは今後、選手の資質とレースにおけるパフォーマンスデータを組み合わせた2軸分析による選手分布図の作成や、管理対象選手の拡大による戦略的な人材育成に基づくチーム強化を目指すとしている。

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