KADOKAWAグループのKADOKAWA Connectedは2月25日、「KADOKAWA Connected DXアドバイザリーサービス」を発表した。KADOKAWAグループのドワンゴやアスキー総合研究所などへのコンサルティングで得たノウハウ、知見をグループ外にも提供する。
デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させたいと考えている200人以上の企業などが対象。4月から3社ほどへ提供するという。
1時間の面談は月4回まで受けられ、ディレクターが担当する場合の税別料金は各回10万円。シニアコンサルタントの場合は5万円。
同社によると、DXは業務プロセスを改革、効率化してコストパフォーマンスを高める「守りのDX」と、ビジネスモデル自体や顧客接点を改革し売り上げのトップラインを高める「攻めのDX」に大別できるという。
“変革の基礎”と位置づける守りのDXを対象に、MicrosoftやAmazon Web Servicesといったグローバル企業のマネージメント手法を組み合わせた同社の知見を提供。面談を中心に各種コンテンツやフレームワークを活用し、ユーザーと一緒に“日本型DX”を構築、自社にあわせたDXができると説明している。
ビジネススクールやベンチャーキャピタルなどを運営するグロービスが先行ユーザーとして採用していることも明かしている。KADOKAWA Connectedの代表取締役社長を現在勤めている各務茂雄氏は1997年にCompaqに入社、2001年からEMC、2005年からヴイエムウェアでシニアプロダクトマーケティングマネージャー、2012年から楽天でプロダクトマネージャー、2013年から日本マイクロソフトでモビリティ&クラウド技術部部長、2015年からアマゾン ウェブ サービス ジャパンでプロフェッショナルサービス本部長などを歴任している。
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