Googleはサンフランシスコのベイエリアに本社を構えているが、全米各地で拠点を拡大し続けている。GoogleとAlphabetの最高経営責任者(CEO)Sundar Pichai氏は米国時間2月26日、2020年中に米国各地のオフィスやデータセンターに100億ドル(約1兆1000億円)を超える資金を投じる計画を明らかにした。

提供:James Martin/CNET
Pichai氏はブログの投稿で、「これらの投資は数千人の雇用を生み出す。Google内での職務、データセンターや再生可能エネルギー施設を建設する仕事、周辺の町やコミュニティーの地元企業でのビジネスチャンスなどが生まれる」と語った。
Googleは米国で26の州に拠点を設けているが、新たな投資はコロラド、ジョージア、マサチューセッツ、ネブラスカ、ニューヨーク、オクラホマ、オハイオ、ペンシルベニア、テキサス、ワシントン、カリフォルニアの11州が対象となるとしている。ニューヨーク市ハドソンスクエアの新キャンパスも含まれている。2028年までに同地の従業員を現在の2倍収容できるようになるという。また、ミシシッピ州に新しいオペレーションセンター「Google Operations Center」を開設し、ユーザーやパートナー向けのカスタマーサポートを強化することも明らかにした。
Today I’m pleased to announce that Google will invest more than $10 billion in offices and data centers across the U.S in 2020, creating more opportunities in communities from Massachusetts to Texas. https://t.co/zyW4a8l52Z
— Sundar Pichai (@sundarpichai) February 26, 2020
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。