マカフィーは、企業向けに提供する「標的型攻撃耐性診断サービス」の強化を発表した。最近のサイバー攻撃手法などに基づく診断内容にアップデートしている。
同サービスは、同社のプロフェッショナルサービス部門がシナリオをもとに実環境でサイバー攻撃者として振る舞うことにより、企業のセキュリティ対策の状況を技術的に検証し、100以上の項目で評価結果や改善案などを提示する。
今回の強化では、疑似マルウェアの送付の遮断可否を評価する入口対策、内部展開やコマンド&コントロールサーバーとの通信、ファイル持ち出しの遮断可否といった出口対策を総合的に評価するシナリオに更新した。
診断・評価機関は約3カ月で、利用価格は実施規模などに応じて変動するという。
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