本来であれば業務フローの深掘りは、顧客やタイミングなど要件に応じた例外処理が発生し、ミスによる分岐ややり直しを踏まえるとヒアリングによる可視化は難しい。ProcessGoldがRPA導入に二の足を踏んでいた企業や、RPA化候補業務を担う部門の支援など多くの効果が得られそうだ。
ProcessGoldの概要（出典：UiPath）
UiPath マーケティング本部 プロダクト＆イベントマーケティング部 部長 原田英典氏
UiPathは今回紹介したものを含め、今後17カテゴリーまで拡大し、「今まで不可能だった複雑な業務もAI（人工知能）で自動化し、開発や管理、実行をさらに高度化する」（同社マーケティング本部 プロダクト＆イベントマーケティング部 部長 原田英典氏）
その中にはAIを活用した光学文字認識（OCR）の処理結果をシームレスに自動化する「UiPath Document Understanding」、AIで業務フローのステップを分析して自動化推奨範囲を広げる「UiPath Explorer Enterprise」も含む。ソリューションの進化によりRPAによる自動化市場は収縮するという見方もあるが、ハイパーオートメーションの文脈に沿って膨張を続けそうだ。
2020年の製品ロードマップ（出典：UiPath）
