みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)は、セールスフォース・ドットコムの「Financial Services Cloud」(FSC)を採用した。主要子会社のみずほ銀行とみずほ信託銀行が、顧客関係管理(CRM)や営業支援(SFA)に活用する。
FSCは、顧客や案件、見込顧客に関する情報を一括管理し、生産性を向上させる金融機関向けのSaaSで、これまで同グループでは、リテール・事業法人カンパニーで約6000人が活用してきた。今回は1万人を超える社員が利用し、合計で1万6000人体制で顧客情報やノウハウを共有する。
同グループでは、今回の導入であらゆる顧客情報を一元管理し、グループ全体の総合力を生かした付加価値の高い金融ソリューションを最適なタイミングで提案できる営業基盤が構築できたとしている。