KDDIは、「グローバルIoTパッケージ」の提供を開始すると発表した。同サービスはIoTシステムをグローバル展開を推進する企業に対し、データの収集から蓄積、可視化、活用までの機能をワンストップで提供する。
同サービスは、拡張性の高いクラウドサービス、グローバルローミングサービスと電波法令認証済み端末をセットで利用可能なことに加え、デバイス1台から利用することができるのが特徴。クラウド・通信回線・通信デバイスをワンストップで提供し、データ蓄積、可視化をスピーディーに実現する機能には、東芝デジタルソリューションズの「Meister RemoteX」のサービス構成を採用している。また通信回線は、ソラコムのグローバルローミングSIMを提供する。
クラウドサービス イメージ図
料金プランは、ユーザーのサービス、アプリケーションとの接続を想定したデータ蓄積とAPI連携を提供する「データ蓄積・API連携プランT」と、それに加えて可視化画面の構築まで提供する「データ蓄積・見える化プランT」の2つから選べる。また、ソラコムのグローバルローミングSIMと電波関連法規認証取得済み端末のセット提供により、対象国でのスムーズな利用開始をサポートする。実証実験や少数の商用開始にも対応可能だ。
提供料金は下表の通り。