ファイア・アイは3月5日、クラウド環境のセキュリティ診断を行う「クラウド・アーキテクチャ／クラウド・セキュリティ診断サービス」と、セキュリティ監視センター（SOC）の機能改善を支援する「サイバー・ディフェンス運用強化サービス」の提供を開始した。
「クラウド・アーキテクチャ／クラウド・セキュリティ診断サービス」では、同社の専門家が最新のサイバー攻撃に関する知見に基づき、MicrosoftのOffice 365やAzure、Amazon Web Services、Google Cloud Platformといったクラウド基盤環境におけるセキュリティの設定や課題を評価する。同サービスを利用することで企業は、実用的なセキュリティ対策手法の習得や、リスクの可視化、対応能力の向上などを図ることができるという。
一方、「サイバー・ディフェンス運用強化サービス」では、同社のコンサルタントが顧客のSOCを初期評価し、その結果に基づいて対応能力の向上や最適化につながる具体的な目標やアドバイスなどを提示する。
例えば、脅威検知のプログラムやセキュリティメトリクスプログラムの構築などを目標に設定し、技術的なイベントのトリアージ（優先的に対応すべき事象などの検討や判断）、調査・解析の支援を提供する。これにより課題の把握や設定ミスの発見および解決など、改善すべき領域が明確になり、持続的に取り組むことで長期にわたる改善を行っていくという。
