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日立とANA、航空機の運航ダイヤ修正で自動立案する技術を実証

ZDNet Japan Staff

2020-03-09 14:06

 日立製作所と日立コンサルティング、全日本空輸(ANA)は、日常的に発生する航空機の運航ダイヤの修正を高速かつ最適に自動立案する技術の実証実験を行っていると発表した。

 ANAでは、悪天候や航空機材のメンテナンス、空港や空路の混雑などによる運航ダイヤに乱れが生じた際、ダイヤ調整の熟練者が経験とノウハウを生かし、予約数や乗り継ぎ便、機材の使用状況、運航に関わるオペレーションの状況、空港の運用時間や駐機場など複雑な条件を考慮して、ダイヤを修正している。だが、人が考慮できる条件には限界があり、熟練者の養成にも時間を要することから、自動立案できる技術の活用を検討している。

 今回の実証では、日立独自の最適化モデルを複数組み合わせ、短時間で高精度に複数の運航ダイヤの修正を自動的に立案する技術の効果を検証する。実証実験は2019年に開始し、現在は1日当たり国内線で約800便、国際線で約200便を対象に運航ダイヤの修正業務をシステムに置き換えることの実現性と技術の有効性を確認中だ。

 既に熟練者と同等の速度や精度で修正することや、人では困難な複数の同時の立案を実現できる見込みがあり、日立とANAは今後、より多面的で複雑な実例への適応性を確認するため、運航ダイヤ修正時間のさらなる短縮と精度向上を目指すという。また日立は、今回の技術を汎用化して「Lumada」の航空会社向けのサービスとして国内外で展開していく予定だとしている。

実証実験イメージ(出典:日立製作所/ANA)
実証実験イメージ(出典:日立製作所/ANA)

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