NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、企業や組織にある既存の電話設備や電話番号を利用して「Microsoft Teams」で外線や内線の通話や転送ができる機能を3月17日から順次提供すると発表した。
この施策では、Microsoft TeamsとNTT Comの統合型コミュニケーション機能のクラウドサービス「Arcstar UCaaS」を連携させる。Arcstar UCaaSはPBX(構内交換機)と連携可能なことから、Microsoft Teamsとも連携することで、従来の代表電話番号などを用いたMicrosoft Teamsでの通話が行えるようになる。同社では、在宅勤務などテレワーク時の電話連絡が容易になると説明する。
3月17日時点では、まずMicrosoft Teamsとオフィス内などにある電話機との内線通話や代表電話番号などへの着信を内線環境に転送できる。2020年度上期には、Microsoft Teamsからの外線発信機能もできるようになる。利用料は1ID当たり月額約440円で、Microsoft Teamsや各種ネットワークサービスの利用料、構築運用費などが別途必要になる。
新機能の利用イメージ(出典:NTTコミュニケーションズ)