NTT Com、既存の電話設備とMicrosoft Teamsで通話を可能に

ZDNET Japan Staff

2020-03-18 12:11

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、企業や組織にある既存の電話設備や電話番号を利用して「Microsoft Teams」で外線や内線の通話や転送ができる機能を3月17日から順次提供すると発表した。

 この施策では、Microsoft TeamsとNTT Comの統合型コミュニケーション機能のクラウドサービス「Arcstar UCaaS」を連携させる。Arcstar UCaaSはPBX(構内交換機)と連携可能なことから、Microsoft Teamsとも連携することで、従来の代表電話番号などを用いたMicrosoft Teamsでの通話が行えるようになる。同社では、在宅勤務などテレワーク時の電話連絡が容易になると説明する。

 3月17日時点では、まずMicrosoft Teamsとオフィス内などにある電話機との内線通話や代表電話番号などへの着信を内線環境に転送できる。2020年度上期には、Microsoft Teamsからの外線発信機能もできるようになる。利用料は1ID当たり月額約440円で、Microsoft Teamsや各種ネットワークサービスの利用料、構築運用費などが別途必要になる。

新機能の利用イメージ(出典:NTTコミュニケーションズ)
新機能の利用イメージ(出典:NTTコミュニケーションズ)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]