NTTドコモは3月18日、商用5G(第5世代移動体通信)サービスを25日に開始すると発表した。法人向けにも多数の新施策を開始する。
5Gサービスの提供エリアは、3月末に全国150カ所、6月末に全都道府県で導入し、2021年3月末には全政令指定都市や500都市以上に導入先を広げる計画。データ転送容量は3月時点で受信時が最大3.4Gbps、送信時が同182Mbps、6月以降は受信時が同4.1Gbps、送信時が同480Mbpsに増強される予定となっている。
個人向けには3種類の料金プラン「5Gギガホ」「5Gギガライト」「5Gデータプラス」を提供し、通信データ量が月間100GBまでの5Gギガホの利用料は月額7650円(各種割引適用前)になる。5G対応端末ではスマートフォン6機種とWi-Fiルーター1機種を順次発売する。
法人向けには、5Gを含む通信ネットワークのエリア調査、構築設計、導入支援までを支援する「ネットワークカスタマイゼーション」サービス、クラウド基盤サービスの「ドコモオープンイノベーションクラウド」、端末とクラウド基盤間の通信経路を最適化する「クラウドダイレクト」を25日から順次提供する。
また、複数企業との協業で開発する5Gを用いた22種類のソリューションサービスも発表。25日にソリューションサービスの利用の受け付けを開始する。
NTTドコモと協業各社による5G関連ソリューションメニュー