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ベリタス、アプライアンスを軸にランサムウェア対策の有効性をアピール

渡邉利和

2020-03-19 09:48

 ベリタステクノロジーズは3月18日、報道機関向けの説明会を開催し、4月1日から始まる2020年度の重点エリアなどについて説明した。

ベリタステクノロジーズの高井隆太氏
ベリタステクノロジーズの高井隆太氏

 テクノロジーセールス&サービス本部 常務執行役員の高井隆太氏は、現在多くの企業で被害が報告されているランサムウェアによる攻撃に対して、同社のソリューションが有効な対策となり得る点を強調、2020年度はこの点をアピールしていきたいとした。

 同氏はランサムウェア対策に関して「マルウェアとして位置付けた上での検知や緩和に目が向きがちだが、システムやデータを確実に回復できることもそれと同様に重要な点だ」と指摘し、同社のデータ保護ソリューションがシステムの回復力向上に寄与することを強調した。また、ランサムウェア対策では、本番システム/本番データだけでなく、バックアップデータが攻撃されることも多いことから、本番システムとは異なるテクノロジーを採用した異なるデバイスでバックアップを取ることが有効だとした。

 これは、本番システムと同じネットワーク上に、本番システムと同じOSが稼働するサーバー上で実行されているバックアップソフトウェアなどでは、本番システムと同じ手法で攻撃を受けてしまう可能性があり、バックアップファイルも暗号化されてしまうようだとシステムの回復が不可能になってしまう懸念があるということだ。しかし、同社が提供する「NetBackup専用アプライアンス」では、Red Hat Enterprise Linuxベースの独自OSを採用するなど、本番システムとは異なるテクノロジーに基づいていることから同時に攻撃を受けるリスクが低いなど、ランサムウェア対策として有利な点があるという。

 同社では、事業の三本柱として「Availability(可用性)」「Protection(保護)」「Insights(インサイト)」を掲げ、各分野でソリューションを展開している。インサイトに含まれる製品である「Information Studio」では、メタデータに基づくデータ解析/可視化に加え、ランサムウェアの特定も行えるようになった。

 これらのランサムウェア対策の有効性を軸に、同氏は2020年度の重点領域として「全てのワークロード/クラウドとの連携」「よりセキュアに保管」「オーケストレーション/自動化/シンプル化」「可視化/特定/コントロール」の4領域を挙げた。国内市場向けの事業展開としては、2019年に発表された新アプライアンス製品「Veritas Flex 5150アプライアンス」を中心に、ランサムウェア対策としての有効性をアピールしていく形になりそうだ。

ランサムウェアの対策サイクル。セキュリティベンダーのソリューションでは「検知」「緩和」に注力しがちだが、「保護」「回復」も重視するのが同社の戦略となる

ランサムウェアの対策サイクル。セキュリティベンダーのソリューションでは「検知」「緩和」に注力しがちだが、「保護」「回復」も重視するのが同社の戦略となる

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