「Microsoft 365」に現場担当者向けの新低価格プラン

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2020-03-24 12:27

 Microsoftは4月1日から、「Microsoft 365」に現場で働く従業員向けの新プランを追加すると発表した。同社はすでに「Microsoft 365 F1」と呼ばれる現場担当者向けのプランを持っているが、今回追加されるのは新しい低価格プランで、料金は1ユーザーあたり月額4ドル。

現場で働く人々の写真
提供:Microsoft

 現場担当者はデスクのない場所で働く従業員で、例えばサービス業や顧客と直接接する仕事をしている人がこれにあたる。現場担当者は、「Office 365」やMicrosoft 365のユーザー数を増やそうとするMicrosoftにとって重要な顧客層の1つだ。

 米国時間3月19日のMicrosoftの発表によれば、現在のMicrosoft 365 F1プランはMicrosoft 365 F3に名称が変更され、新たに「Microsoft 365 F1」という名称で新プランが追加される。このプランは、従来のF1プランから機能を削った廉価版だ。

 現在のF1ユーザーは自動的にF3に移行し、料金(1ユーザーあたり月額10ドル)やサービス内容に大きな変更はない。

 Microsoftは「Office 365 F1」の名称も「Office 365 F3」に変更する。同社は公式に、「SKU番号は変わらず、SKUの名称と説明のみが変わる」と述べた。ユーザー側では何もする必要はない(Twitterで上記の情報を提供してくれたCarl Knecht氏(@rialtus)に感謝する)。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  4. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  5. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]