NECソリューションイノベータは大阪府柏原市と共同で、同市が運営する市内循環バス「きらめき号」の運行に関するデータを活用し、利便性の高い運営を目指す実証実験を実施する。実証期間は、3月25日~7月31日。
(出典:NECソリューションイノベータ)
実証では、現在運行している「きらめき号」全5台にスマートフォンを設置し、NECソリューションイノベータが開発した測定アプリを用いて停留所ごとの停車時間、位置情報、走行時の運行速度を測定する。
測定した停留所ごとの停車時間と、これまで運転手が手書きでまとめていた停留所ごとの乗降客数から停留所の必要性を検証し、測定した位置情報と走行時の運行速度から道路の混雑具合を推定する。これらの結果を基に短時間で回るルートを探索するほか、必要性の低い停留所をなくした場合、市内を循環する時間の短縮につながるかを検証する。