NECグループでシステムインテグレーター(SIer)のNECソリューションイノベータ(江東区)は3月26日、「NEC IoT センサデータ可視化サービス」を発表した。4月1日から提供する。
インフォコーパス(目黒区)が開発、提供するIoTサービス基盤「SensorCorpus」を採用し、生産現場の温度、湿度といった各種センサーの目視確認、紙媒体への記録という業務を正確、リアルタイムに効率化するという。
SensorCorpusは、多種多様なセンサーデータを正確で効率に収集、蓄積し、可視化、リアルタイム加工演算処理、状態に応じた通知、制御などができるクラウドサービス。
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CSVファイルなどでのエクスポート、エッジとなるサーバー、オンプレミス環境への導入も可能。スモールスタートなどの柔軟な要求に対応できる、“水平型プラットフォーム”と説明している。
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NEC IoT センサデータ可視化サービスでは、SensorCorpus1ライセンスのほか、温度、湿度、気圧、紫外線、加速度、照度、地磁気が計測できるマルチセンサー1台、電流センサー1台、エッジとなるゲートウェイ1台をまとめて提供する。生産ラインの設備変更やネットワーク等の現場環境を変更不要で、手軽な導入を支援するという。
収集したセンサーデータはPC閲覧に適した4種類のダッシュボードで可視化。特定のデータのみ拡大、タブレットやスマートフォンに適した表示など、目的に合わせた画面変更もできるとしている。
1セットあたりの税別月額利用料は3万円から。
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