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サッポロHD、IT活用による物流改革への取り組みを表明

ZDNet Japan Staff

2020-03-27 12:59

 サッポロホールディングス(サッポロHD)は3月26日、2019年8月からグループ3社で物流業務の改革に取り組んでいると発表した。ここではキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)と共同設計した商品需給計画システム「Supply Chain Planningシステム(SCPlanningシステム)」も使用している。

 物流業務改革は、サッポログループの持続性(サステナビリティー)に向けた行動の一環。SCPlanningシステムの使用は2019年9月に発表している。サッポロHDは、物流業界が抱える労働力不足、高齢化、コスト上昇などの課題に対応するため、「未来を捉えた物流業務のグループ標準化」「IT技術を活用した可視化」とこの改革や新業務を担う「人財育成」という方針を掲げる。

 SCPlanningシステムの取り組みは、サッポロHDのサステナビリティーにおける考え方と「共想共創カンパニー」を掲げるキヤノンマーケティングジャパングループの考え方を具体化させたものになる。サッポロHDは「両社の『共想』からスタートし、このシステムがその一翼を担う」と説明している。

 現時点でサッポロHDは、同システムを使って国内の酒類や食品、飲料の各事業での計画業務を新標準業務に移行中とのこと。6月以降は、データを起点に事業上の判断やデータ精度を向上するシステムを本格導入し、在庫適正化および定型業務から付加価値創造の新業務に人員配置の転換を進めていくという。

 主には、需給計画を起点として配車から輸出入、倉庫内作業を含む物流の業務フロー上のボトルネックを解消し、業務全体の効率化を図る。現在は配車および輸出入で需給計画と連携して輸送を効率化するためのシステム導入を進めているという。倉庫内作業についても物流業務全体の効率化を実現する総仕上げとして業務設計と新システム導入に向けた検討を進めていくとしている。

 合わせて物流業務の改革を経営視点で推進する人材の育成と強化を目的に、2019年に「サッポロロジスティクス★人づくり大学」を設けており、2020年中に第2期を実施する予定だという。

 キヤノンITS側も数理技術部門(関連記事)の担当者を講師としてサッポロHD側に派遣し、需要予測や在庫計画などの計画業務に関する理論および技術的側面を補強するための教育を実施したとしている。

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