コスモ石油は、間接資材の購買プロセスを効率化するため調達管理SaaS「SAP Ariba」を導入、2019年12月に稼働を開始した。SAPジャパンが3月31日に発表した。
コスモ石油は、競争力を強化する対策の一つとして、間接資材の購買システムを効率化する取り組みを進めている。現行の業務プロセスを保ちつつも、戦略的な調達購買を実現するためのデータの可視化、サプライヤーやソーシング管理機能の強化、他拠点への拡張性、調達購買プロセスの標準化などを計画する。
Aribaを導入することで、調達購買プロセスが標準化され、業務の属人化を排除することが可能になった。また、調達購買の承認業務を社外からでもできるようになったため、リモートワークも推進できるようになったという。
今後は、蓄積されていくデータをもとに、コストやサプライヤー選定の適正化を進めていく。