りそな銀行とトランスコスモスは3月31日、4月からプロセスマイニングを用いたウェブサイトを提供すると発表した。顧客の利便性の向上につなげる。
プロセスマイニングは、業務に関する膨大なイベントログのデータを分析し、業務プロセスを可視化する手法。ツールを用いることでこの可視化を効率化に行え、プロセス内のボトルネックの把握や解決への検討につなげられる。

プロセスマイニングの実施イメージ
2社では、ウェブサイト訪問者のアクセスログについてGoogle Analyticsから個人情報を含まないデータを利用する。実際の利用状況を把握することで使いづらいページなどの問題の部分を迅速に特定し、改善を行うという。
これまで2社はウェブサイトの制作などで協業し、ウェブを通じた新たなサービス体験の提供を目的に企画やページ改修を行ってきた。今後はウェブ広告やコールセンターなどでも協働体制によるデジタル施策を推進するとしている。