RPAテクノロジーズは、千葉県柏市が財務会計業務に同社のRPA(ロボティックプロセスオートメーション)ツール「BizRobo! mini」を4月1日に導入したと発表した。
柏市は、ロボットの開発容易性に加え、ロボットが増えた際のライセンスコストやメーカーからのサポート品質も総合的に判断し、スモールスタートできるBizRobo! miniの導入に至ったとしている。
市役所内において市内の各小中学校から提出される請求書のデータを財務会計システムへ入力し、登録された規定の伝票を印刷するという一通りの業務をBizRobo! miniで処理して効率化する。同市ではこの導入により、学校財務室、学校保健課、学校施設課の3部署合計の処理時間を削減できるとしている。
柏市は、業務プロセスを可視化して職員の業務負荷を軽減することで、労働時間・労働環境の改善だけでなく職員の資質・能力を向上させることができ、より市民の生活に寄り添った行政業務の遂行が可能になると考えているという。