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日本株展望

コロナ危機後の株式市場の景色は?--悲観と希望の選択

ZDNet Japan Staff

2020-04-10 11:25

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 「4月のダウ平均は上昇」のアノマリーを確認する
  2. 日米市場の「恐怖指数」が低下している背景
  3. コロナ危機後の景色は「悲観」なのか「希望」なのか

 これら3点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

「4月のダウ平均は上昇」のアノマリーを確認する

 安倍政権は7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け「緊急事態宣言」を発令した。先週は「ロックダウン(都市封鎖:外出禁止)」不安が株価の上値を抑えたが、実際は首都圏と地方都市の「自粛要請」にとどまり、投資家の不安が和らいだ。

 一方、3月に緊急事態宣言やロックダウンを実施してきた欧米では感染拡大ペースに鈍化の兆しが見られ、「ダウ平均は14年連続で4月に上昇した」とのアノマリー(季節性)通りに、米国株が反発を鮮明にしたことも日本株の追い風である。

 米国市場のダウ平均とS&P500指数は、年初来安値(3月23日)から20%以上上昇。一般的な定義では「強気相場入り」を示唆している。日経平均も4日続伸し1万9000円台に回復(8日)。ただ、来週から米国で発表が始まる企業決算や業績見通しに不透明感は強く、戻り売りにさらされる可能性はある。なお、株価指数別には「差」も見られる。

 図表1は、米国、欧州、新興国、日本の株価指数別に期間別騰落率を比較したものである。米大手IT銘柄が上位を占めるナスダック100指数の底堅さに注目だ。年初来では下落しているが、1年前比では+8.3%、3年前比では+51.9%、5年前比では+83.9%と上昇している。

 世界のイノベーション(デジタル革命やバイオ革命)をけん引する銘柄群で構成される株価指数でこその「中長期的な優勢」と言えるだろう。

<図表1>「期間別騰落率」で比較する株式指数別の市場実績

出所:Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成(2020/4/8)
出所:Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成(2020/4/8)

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