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調査

Kubernetes運用、組織構造や企業文化も課題に--ヴイエムウェア調査

Joe McKendrick (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2020-04-14 14:42

 アプリケーションの向上は顧客体験の向上に直結しており、コンテナー技術の導入拡大がその両方の実現に貢献している。しかし技術がうまく機能しても、企業文化によって、その取り組みがはるかに困難なものになっているケースもあるという。

 VMwareが、大規模な組織の幹部とプロフェッショナル247人を対象に実施した最近の調査によると、企業の大半がコンテナー環境の管理と調整に「Kubernetes」を運用している。Kubernetesは、Googleが設計し、現在はCloud Native Computing Foundation(CNCF)のプロジェクトとなっているオープソースのコンテナーオーケストレーションシステムだ。アプリケーションのデプロイ、拡張、管理を自動化できる。

提供:Joe McKendrick
提供:Joe McKendrick

 調査から、Kubernetesは広範に導入されているものの、まだ企業に深く取り込まれていないことが分かった。運用しているKubernetesのクラスター数が10未満の企業は57%で、Kubernetesで運用しているのは、コンテナー化したワークロードの半数に満たない企業は60%だった。

 興味深いことに、Kubernetesといえばクラウドネイティブな運用を連想しがちだが、その多くはパブリッククラウドに導入されていない。オンプレミスに導入している回答者が64%に達し、1つのパブリッククラウドで運用しているのは42%だった。報告書の執筆者は、「パブリッククラウドへの導入が優勢だと予測していたため、意外な結果だった」と述べ、次のように推測している。「多くの場合、企業は確立された仮想環境を利用して、まず既存インフラにKubernetesを導入しているのだろう」

 回答者は、Kubernetesがもたらすメリットがあると考えており、リソース活用の向上(56%)や、ソフトウェア開発サイクルの短縮(53%)などがある。さらに、モノリシックなアプリケーションのコンテナー化が可能であると50%が回答。ほかにも、クラウドへの移行のしやすさ(42%)やパブリッククラウドのコスト削減(33%)などの利点がある。報告書の執筆者は、「Kubernetesの強みは、クラスターをオンプレミスとクラウドの両方で運用して、コンテナー化したワークロードを容易に移動できる点だ。パブリッククラウドにあるKubernetesは、リソースを効率的かつ柔軟に利用できるため、コスト管理に役立つ」と説明した。

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