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日本株展望

外国人が買い?オイルダラーは売り?--日本株を支配する外国人売買を徹底研究

ZDNet Japan Staff

2020-04-15 11:38

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 外国人が買えば上がり、売れば下がる日本株
  2. 4月に入ってから外国人は買い越し?
  3. 売る可能性のある外国人マネー
  4. 外国人の売買動向を知るにはどうしたらいいか

 これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 14日の日経平均株価は595円高の1万9638円。節目と見られている1万9500円を超えた。まだ統計は出ていないが、外国人が買った可能性が高い。今後、外国人はどう動くのだろうか。

外国人が買えば上がり、売れば下がる日本株

 外国人は、買うときは上値を追って買い、売るときは下値を叩いて売る傾向がある。短期的な日経平均の動きはほとんど外国人によって決まる。外国人が買い越しの月は日経平均が上昇し、外国人が売り越しの月は日経平均が下落する傾向が過去30年続いた。

 以下に2018年以降の日経平均の動きと外国人の売買動向を示している。ご覧いただくと分かる通り、日経平均が高値を取るのは外国人が買っているときである。日経平均が安値を付けるのは外国人が売るときである。

日経平均と外国人の売買動向(買越または売越額、株式現物と日経平均先物の合計):2018年1月4日~2020年4月14日(外国人売買動向は4月3日まで)

出所:東証データから楽天証券経済研究所が作成
出所:東証データから楽天証券経済研究所が作成。注:上のグラフの外国人売買で棒グラフが上(プラス方向)に伸びているのは買越、下(マイナス方向)に伸びているのは売越を示す

 外国人が買っているとき、当然だが国内投資家は売っていることになる。外国人が売っているとき、国内投資家は買っている。従って、「国内投資家が日本株を買っているとき日経平均は下がり、国内投資家が日本株を売っているとき日経平均は上がる」とも言える。

 このように外国人が日本株を動かすようになったのは1990年代からである。1980年代まで(日経平均が史上最高値の3万8915円をつけた1989年12月まで)は、日本人が日本株の動きを決めていた。日本株の動きを外国人が決めるようになってから既に30年が経過している。

 筆者は過去25年間、日本株のファンドマネージャーをやってきた。外国人売買動向を重視しながら売買していた。外国人が買うときに一緒に買い、外国人が売るときに一緒に売っていれば大きな間違いをしないで済んだ。

 ファンドマネージャー時代、その戦略を「コバンザメ戦略」と呼んでいた。ちょっと情けない話だが、1990年代以降はそれが最も効率的にマーケットの流れを取る手段だった。

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