スマートフォンでチャットアプリケーションを操作する場合、メッセージの入力が煩雑になりがちだが、実行する内容を選択するアクションメニューを用意。自身のチャットルームに業務ごとに作成したボットを追加すれば、社内申請用ファイルの取得など可能になる。
島澤氏は「チャット上のワークフロー承認ソリューションが求められているが、対応するAPIを開発して承認を可能にした。たとえば経費精算のワークフローであれば、その人の予算消化履歴など付随する情報も取得できる」。専用クライアントに加えて、LINE WORKSやSlack、Chatworksなど順次対応の幅を拡大する予定だ。
DEJIRENサービスの概要
早期から概念実証(PoC)を実施した東急スポーツオアシスでは、役員向けに営業当月日報はスクール加入状態の速報をDEJIRENから取得している。また、リネン(シーツやタオルの類)回収業務の効率化を図るため、回収ボックスにIoTセンサーを取り付け、MotionBoardで可視化。その結果をチャットで通知し、スタッフが回収作業に出向く業務効率化を実現した。
アクションフローのデモンストレーション。カスタムコネクターは技術公開し、パートナーや顧客による開発も可能となる