現在のBoxは「共有リンク」「コラボレータ招待」と2つの共有方法を用意している。共有リンクはBoxアカウント不要で有効期限やパスワードを付与することでセキュリティを担保。主にファイルを取引先に渡す、もしくは閲覧させる場合に使用する。
コラボレータ招待はBoxアカウントを必要とし、「共同所有者」「編集者」「ビューアー/アップローダー」「プレビューアー/アップローダー」「ビューアー」「プレビューアー」「アップローダー」と7種類のアクセス権限レベルが設定可能。個別のファイルやフォルダー内のファイルに対する編集やダウンロード、タグの編集など実行できるアクションを付与できる。閲覧のみに限定してもスクリーンショット作成などを避けるため、Boxアカウント名とアクセス時刻を電子透かしとして表示させ、機密情報を視覚的に明示することも可能だ。
辻村氏は「Boxは従来の境界型セキュリティではなく、ファイルそのものにセキュリティを付与している。セキュリティは妥協してはいけない。Boxであれば(セキュアなリモートワーク環境を)実現できる」とセキュリティ機能を強調した。
Box Japanが提唱するポストコロナ時代のデジタルワークプレイス(出典:Box Japan)