Microsoftは米国時間4月20日、コラボレーションプラットフォーム「Microsoft Teams」内から企業向けSNS「Yammer」と同等の機能を利用できるようにする新規アプリ「Communities」の提供を開始したと発表した。同社が刷新したYammerを2019年秋に発表した際、コミュニティーの活性化と知識共有の実現を強調していたことを思い返せば、Communitiesという名称はそれほど驚くには当たらないだろう。
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Communitiesが対象にするユーザーは、Yammerと同様に、広範なグループに向けて情報を発信したいというニーズを持った人たちだ。Communitiesアプリでは、多人数が参加する投票や質問のほか、組織全体または特定の部門に向けた発表が可能で、そうした連絡の到達度合いや影響を把握することもできる。またCommunitiesアプリによって、動画や、双方向の対話、Q&Aを用いた公会堂型のミーティングを開催できるようになる。
Communitiesアプリは、Teamsに組み込まれているアプリストアから入手できる。管理者はこのアプリを全ユーザーのためにピン留めしたり、インストールできるユーザーをカスタムポリシーで指定したりできる。個々のユーザーはアプリをインストールして自らピン留めすることができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。